本欄の常連、裁判官鵜飼伸洋の訴訟指揮である。

(本質的に揉めている部分は別にあるが、それはさておき)裁判所から一方的に送りつけられた期日調整票は、本文、以下の如くである。

「第1回公判期日を指定しますので、ご都合の悪い日があれば以下にご記入いただき、返送願います」として、終わり。候補日の記載はゼロ。

果たしてこれは、「3月一杯の差し支え」を回答すべきなのか、「向こう10年間の差し支え」を回答すべきなのか、さっぱり分からない。未だ嘗て無い期日調整方法に、事務員からも「斬新ですね」との笑いが漏れた。
本欄で常連と化しているとおり、この裁判官の訴訟指揮は余りに酷い。酷いというか、最早、訴訟指揮と呼べるような代物でも無い。

今回、提出した回答には、次のように記載した。
「日程調整一つをとっても、貴裁判所の裁判手続や訴訟関係人を粗略にする姿勢は目に余ります。弁えのある訴訟指揮が出来ない御様子ですので、早々に退職されることをお勧め致します。」

(弁護士 金岡)