整理整頓の一環として、昨年11月(本欄掲載)に引き続き事件数を整理してみた。約1年を経て、どのように変わっているか。
刑事事件 捜査2、第1審12、控訴審4、上告審0、再審3(準備中含む)
→ 数字に大きな変動はないが、腰を据えて取り組むべき案件が増加している。大袈裟な言い方をすれば記録の山が「山単位で」陸続と増えている。
行政事件 訴訟21、交渉案件9
→ 在留関係訴訟が依然急増中である。記憶にあるだけでも3件4件、在留が認められて解決しているというのに事件数は却って上昇している。
民事事件 訴訟22、交渉18、執行4、原発ADR2、その他3
→ 民事訴訟が少し減っているが、案件数に著変はない。国賠事件は少し増えた。準備中のものもちらほら。
家事事件 交渉5、調停1、訴訟3
→ 交渉案件はずいぶんと解決したようだ(あまり自覚はないが)。
単純計算で109件、依頼者延べ人数でも106名程度に及ぶ、とみると我ながら感慨深い。
(弁護士 金岡)